山吹支部研修会「防犯講和」(株式会社小出物産 会議室)
今回は翌週から産休に入られるという、長瀬警部補の防犯に関する講和です。まずは、東区の犯罪発生状況です。東区は結構、治安はいいと思われがちなのですが、意外や犯罪は結構多いそうで、犯罪率は中区に続き多いということです。東区の中でも地域性があり、ひったくりの多い地域や自転車盗の多い地域など学区別で見てもばらばらで、栄に近い地域では車上狙いも多いそうです。 又、昨今多い振り込め詐欺もどんどん手口が巧妙になり、相当金額の被害例を教えて頂きました。自ら注意することはもちろんですが、ATMの前であわてた様子の方を見たら、一声かけたりすることで、減らせる可能性があるので、協力をすべきだと感じました。
家庭などへの侵入盗もその見事な早業を映像で見せて頂きました。あっという間に窓を割ったりして、侵入し荒らしていきます。映像を見て、侵入されたら本当にいやな思いをしなければならないことも考えさせられました。侵入に時間がかかると、あきらめるらしいので、CPマーク(説明下記)の付いた建物部品を使うことを推奨されました。 防犯(CP)建物部品 警察庁やガラス・ドアなどの建材メーカーなどが合同で、防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議を開き、ドライバーやバールなどのツールを使っても5分以上侵入に耐えられる部材を認定し、「防犯性能の高い建物部品」とし、これらの商品にはCPマークが表示される。 車も高級車が標的かと思っていましたが、軽自動車も結構盗まれるようで、エンジンかけたままちょっと買い物など、絶対しないよう注意をして頂きました。又、ひったくりもカバンの持ち方や歩く位置で被害率が大きく減る・どうせタクシーに乗ったら家の玄関までなど、ちょっとした防衛方法を教えて頂きました。 最後に、それ程大きな罪だと思わず自転車盗等をした人が、だんだん麻痺して大きな犯罪者になってしまう事も考えられるので、自転車だけではなく、どんな時でも盗まれる状況を作らないように、防犯に徹することが非常に大切なことです。と締めくくられました。
日頃の防犯意識の低さを実感し、防犯の大切さを理解できた講和でした。長瀬様、本当にありがとうございました。