四支部(明倫・矢田・旭丘・東白壁)合同研修会 『初めての俳句』~俳句事始~
2023.2.13
仕事や日々の生活に没頭されている会員の皆様に対して、楽しみながら学ぶ、非日常的な体験をして頂きたい!という願いから、わが国の大衆文芸である俳句の研修会を、俳句結社「伊吹嶺(いぶきね)」主宰の河原地英武(かわらじひでたけ)先生を講師にお招きして、白壁の太閤本店にて開催致しました。
当初は「なかなか取っ付き難いのでは?」と心配する声もあったのですが、俳句の歴史に始まり、作句の根幹である客観写生(即物具象)について、春の句を実例に挙げて大変分かり易いご説明を頂きました。研修会が進むにつれ、参加者の興味のボルテージがうなぎ上りとなっているのが、手に取る様に分かりました。
さらに「春」を季語にして一人二句にトライするコーナーでは、皆さん四苦八苦されるかな…と予想していたのですが、案に相違して、すらすらと二句を完成させていた方が多く、正直驚いた次第であります。全員での選句と発表の後、先生の講評があったのですが「感動を素直に表現している句が多くて、実に素晴らしい!」というお褒めの言葉を頂きました。
研修会終了後は、先生を囲んでの懇親会を行ったのですが、先生の隣に座って俳句談義に花を咲かしていた某支部長(どなたでしょうか?)を筆頭に、和気あいあいとした雰囲気の内に終了することが出来ました。参加された方からは、「大変面白かったよ!」「一回だけでは勿体ないので、是非また開催して欲しい!」等の感想・要望があり、予想外の反響でした。
今後もこの様な研修会事業を行うことで、支部の活性化と会員の皆様方の知的好奇心をクスぐり続けたいと願っています。参加された皆様、本当にありがとうございました。